フルーツの画像
こんにちは! 健康・美容=「筋肉・骨格・姿勢」×「自律神経・回復力」×「食事・栄養学」のたかや鍼灸・整骨院ブログを見て頂きありがとうございます! 今回は『糖尿病と果物』についてです。 健康・美容のために食事、栄養について学んでいると「高血糖」「糖尿病」という現象は避けて通れない話題となります。 現代人は食事、運動不足などの生活習慣のせいで血糖値が高くなりやすく、食事以外にもいわゆるストレスも血糖値を上げる原因となり糖尿病は「国民病」と呼ばれています。 厚生労働省の調査によると平成28年(2016年)で【糖尿病が強く疑われる者】は約1000万人と推計され、1997年以降増加を続けています。 カロリー制限をした食生活をしても血糖値やヘモグロビンA1c値が改善しない人が圧倒的に多いようです。 増え続ける理由は何でしょう? 制限すべき(控えるべき)は「カロリーよりも糖質」だからです。 血糖値に対して砂糖が入った食べ物、飲み物が良くないのは明白ですが、 いっぽう果物はなんとなく健康的で「大丈夫じゃないの?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません 砂糖などのショ糖に比べ今回のテーマの『果物』に含まれる果糖は血糖値を急激に上げませんが、 ぶどう糖に比べて中性脂肪に変わりやすく、脂肪肝になりやすく、脂肪肝は糖尿病の大きな要因となります。 そして人工の果糖は天然の果糖よりもさらに脂肪肝になりやすいのでさらに注意が必要です。 「異性果糖」とも呼ばれている高果糖コーンシロップは、 果糖の割合が50%未満の「ブドウ糖果糖液糖」 果糖の割合が50%以上90%未満の「果糖ブドウ糖液糖」 90%以上の「高果糖液」があります。 ジュースや清涼飲料の成分表示に、単に「果糖」と表示されていた場合は、この高果糖コーンシロップに属する人工的な果糖の可能性があり注意が必要です。 果糖摂取に気をつけるということは、糖尿病や脂肪肝の人は果物自体もおすすめできません。 その理由は…果糖は血糖値を急上昇させません。したがって、果糖のみの摂取では血糖値上昇による満腹中枢が刺激されず、ついつい食べ過ぎる傾向にあります。 このような理由から、血糖値が気になる方は習慣的に果物を食べるのはなるべく避けたほうが良さそうです(^^)/ 本日も最後まで読んでいただきありがとうございます(^^♪