ビタミン・ミネラル摂取量の個人差
こんにちは! 健康・美容=「筋肉・骨格・姿勢」×「自律神経・回復力」×「食事・栄養学」のたかや鍼灸・整骨院ブログを見て頂きありがとうございます! 今回は『ビタミン・ミネラル摂取量の個人差』についてです。 この話においては、まず「酵素」について触れなけばいけません。 「酵素」とは、たんぱく質をもとに作られる大切な栄養素です。 酵素は生命維持のための新陳代謝や生命化学反応に【不可欠な物質】です! そして、「酵素」はそれ単体では働かず、ビタミン、ミネラルなどの「補酵素」が必要です。 その「酵素」と「補酵素」の関係はカギと鍵穴のような関係となっていて、かみ合わないとスイッチが入らないようになっています。 スイッチが入らないと酵素は決まった仕事をすることができません。 この関係を「酵素」と「ビタミン・ミネラル」の親和性といいます。 同じ種類の酵素、ビタミン・ミネラルでも親和性には個性があり、構造的にカギと鍵穴が「合いやすい、合いにくい」があります。 この結合のしやすさを『確率的親和力』といいます。 この『確率的親和力』‥体質のように人によって差があります。つまり、同じ量の栄養でも働き方が人それぞれ違う(^^; ということになります。 ビタミンに関しては100倍、ミネラルでは10倍の個体差があるようです。 すなわち、ビタミンC を一日100mg摂取すれば身体が反応する人もいれば10g(=10,000mg)摂取しなければ同じような反応を起こさない人もいるということです。 そして、栄養状態により体調が悪くなりやすい人は「確率的親和力が低い」と考えることが出来ます。 確率的親和力を機械などで測定することは出来ないようで、摂取量を徐々に増やし濃度を上げて生体中でスイッチが入る確率をあげていき反応を確認するしかないのです。 例えば、アミノ酸は体の組織を分解すれば作り出せます(再利用)が、ビタミンやミネラルは食事でしか補給できません。 栄養状態を良くするのに「基本は食事から」ですが、普段の食事で栄養学的に足りていない人が不調になっているわけですから 慢性的に不調な人に対しては栄養補助食品、サプリメントを使うようにお勧めしています。 そして、栄養補助食品、サプリメントを使う場合 まずは3ヶ月継続してサプリメントをお摂りいただくことをおすすめしています。 その期間で焦らず、じっくりと自分に合った栄養、摂取量を探していきましょう(^^)/ 最後まで読んでいただきありがとうございます(^^♪