「毎日しっかり水分を摂っていますか?」
当院で施術を行う際、患者様に必ずといっていいほどお聞きするのが「日中の水分補給」についてです。
筋肉や神経、血液のめぐりをスムーズに保つためには、お水が欠かせません。
しかし、「とりあえずたくさん飲めば良い」というわけではなく、お体の状態や生活習慣に合わせた“正しい摂り方”があります。
本日は、お身体を内側から整えるための「適切な水分補給」について詳しく解説します。
【 あなたの「飲むべきお水量」の計算方法 】
当院では、1日に必要なお水の量(飲み水)として以下の計算式をお伝えしています。
「( 体重 × 0.035リットル )ー 1.0リットル(食事に含まれる水分)」
人間の身体が1日に必要とする水分量は「体重1kgあたり約0.035L」です。
普段の食事からおよそ1.0Lの水分を摂取できていれば、それを差し引いた「残り」が、あなたが純粋に飲み水として摂るべき適量になります。
例:体重60kgの方の場合
( 60kg × 0.035L )ー 1.0L = 【 1日あたり 約1.1リットル 】
まずはご自身の体重に当てはめて、目安をチェックしてみてくださいね。
【 量と回数の基準:ちびちび回数を分けて飲む 】
計算して出たお水も、一度にガブ飲みしてしまうと体に吸収されず排出されてしまいます。
コップ1杯(150〜200ml)を1日に「7〜8回」小まめに飲むのが理想的です。
【 起床時と就寝前:一番大切なタイミング 】
特に意識していただきたいのが「朝起きたとき」と「寝る前」です。
睡眠中は汗などでコップ1〜2杯分もの水分が失われ、血液がドロドロになりやすい状態になります。
・朝起きた時:寝ている間に失われた水分を補い、胃腸と代謝をスイッチオン
・寝る前:ドロドロ血液を防ぎ、睡眠中の血流をスムーズに保つ
白湯や常温のお水をコップ1杯飲む習慣をつけましょう。
【 年齢・性別・体形による違い 】
先ほどの計算式からも分かる通り、体格が大きい方や筋肉量が多い男性は、その分多くの水分を必要とします。
一方で、60代〜75歳以上の世代になると「喉の渇きを感じにくくなる」ため、喉が渇く前に意識して飲むことが大切です。
【 季節とアルコール:知っておきたい落とし穴 】
汗をかく夏場はもちろんですが、実は空気や室内が乾燥する「秋・冬」も隠れ脱水が増える季節です。
また、ビールやお酒などのアルコール、カフェインの多いコーヒーや緑茶には高い「利尿作用」があります。
飲んだ量以上に水分が外に出ていってしまうため、「お酒やお茶=水分補給」とは考えず、必ず「お水」を一緒に飲むようにしてくださいね。
【 足の「攣り(こむら返り)」予防にも効果的 】
「夜中に急に足が攣って激痛で目が覚める…」というお悩みもよく伺います。
こむら返りの大きな原因は、水分不足とミネラルバランスの崩れです。
こまめなお水補給とお身体の血流ケアを行うことで、つらい足の攣りを予防することができます。
【 ※持病をお持ちの方・体調に応じた注意点 】
水分補給はとても大切ですが、心臓疾患や腎臓疾患などで医師から「水分制限・塩分制限」の指示が出ている方は、必ず主治医の指示に従ってください。
また、持病がなくても胃腸の調子が悪い時や冷えが気になる時は、冷やしすぎない「常温水」や「白湯」を選ぶなど、ご自身の体調に合わせて調整していきましょう。
【 お水を味方にして、動けるカラダへ 】
水分補給は、当院で行うハイボルトや鍼灸、体幹ケアの効果を高めるためにも非常に大切な「土台」となります。
まずは計算で割り出した目標量を意識して、「朝起きたときと寝る前のコップ1杯のお水」から始めてみませんか?
「自分の水分量が合っているか分からない」「体の重だるさが抜けない」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
“活き活きと動き続けられるカラダ”を、私と一緒に叶えていきましょう!







