こんにちは!
当院は「筋骨格・姿勢」×「栄養」×「自律神経」に対するアプローチをコンセプトにしております。
そこで、患者さんに食事、栄養に対するアドバイスをさせて頂きます。
時々、患者さんから
プロテインを飲むと…「調子が悪くなる」「下痢になる」「便秘になる」とプロテイン摂取の効果に疑問を持たれることがあります。
身体のためと思ってとった行動が「なんだか不調を招くことになった」となると
当然、不安になりますよね(^^;
では、なぜプロテインを飲むことによって不調を招くのでしょうか?
そもそもですが、世間一般に販売されている『プロテイン』と比べて
『ファーストフード』や「これは何で出来ているんだ‥?」って思うような『お菓子』
どちらが体に悪いと思いますか?
前田健太投手や大谷翔平選手などもプロテインのCMに出ていますが、
プロのアスリートが胃腸を悪くするもの、体調不良になるもののコマーシャルに出るでしょうか?
わざわざ身体に悪いものを摂りませんよね(^^)/(※当院ではプロテイン商品ごとに原材料や添加物の有無などの品質差はあると考えています)
(お菓子、ファストフードを食べてもすぐに不調にならないのは…常習性に勝てない→食べ慣れる→それらによる不調に気づいていない、からが多いように考えます)
では、なぜプロテインを摂取出来ない、摂取すると調子が悪くなる人がいるのか?に戻ります
それは、そのような方の多くは「長期間にわたってタンパク質不足であるから」です
今まで白米、麺類、パン、糖分を多く含む炭水化物を中心にした食事で体を動かしていていた方、
月経、妊娠、出産によりタンパク質不足に陥っている女性、に多い傾向にあります。
このような方の体成分測定をすると筋肉量が非常に低いことが多いです。
口から入ったものを消化、吸収をする「臓器」「唾液、胃腸から分泌される消化酵素」も、もとはタンパク質から作られます、
そもそものタンパク質不足のせいで消化吸収機能が上手く働かないのです。
こうした方は一回あたり5gのプロテインくらいから体に入れていき
徐々に慣らしていくことをお勧めします。
それでも飲めないって方にはプロテインを分解したもの→「アミノ酸(EAA、BCAA)」から始めるようにお勧めしています。
それまでの食習慣、疾患の有無によって、すぐに解消しない人もいますが
続けれるところから試してみてください(^^♪