しかし普通の生活をしている方にとってはそこまで気にするものではなく、多少の猫背や身体のバランスの悪さは自分の姿勢はこういうものである、という認識から改善を考える方は少ないかもしれません。
また昨今ではパソコンやスマートフォンの普及と長時間の使用によって知らず知らずのうちに悪姿勢になっている方もよく見かけます。しかし見た目の悪さから自分の姿勢を治そうと考える方はいらっしゃると思いますが、悪姿勢が身体に及ぼすデメリットについてはあまりご存知の方はいらっしゃいません。
今回はそんな姿勢のあれこれと矯正後のメリットについて記事を書いてまいります。
姿勢ってそんなに重要?
姿勢が身体に及ぼす影響はとても大きいです。悪姿勢の代表といえば猫背、そり腰、巻き肩などが挙げられると思いますし、昨今ではスマホを見すぎることによって起こるストレートネック(スマホ首)などもあります。それぞれについてみていきましょう。例えば猫背、猫背は文字通り猫のように頭を前傾にして前かがみになってしまう姿勢です。この姿勢の悪い点はまず最初に自身の気持ちが暗くなり、他人にも暗いイメージを与えてしまうことです。人は見た目が九割という本が以前ありましたが、やはり第一印象というのはとても大切です。
次に腰痛や肩こりの原因にもなる点です。人間の頭部は私たちが思っているよりも重く、およそ体重の一割程度あるといわれています。例えば体重が50キロの人ならば5キロですから、そうとうな重さだとお分かりいただけると思います。
その重い頭部が前に出ているので首でしっかりと負荷を支えられず、その負荷は肩を形成する僧帽筋などの筋肉に掛かっていき、これによって肩こりが発生します。また身体が前傾しているので肺が圧迫され呼吸の際に肺が大きく膨らまず、酸素不足に陥ります。すると、脳にいく酸素が減りますので集中力が低下したり、持続時間が短くなったり、あるいはぼーっとしてしまう時間が増えたりします。
ではこの猫背や巻き肩になる方がなぜ多いのか、という点についてですが、これははっきりといって「楽」だからです。猫背などの前傾姿勢になると腹筋と背筋を使わなくてもすむので身体はこの姿勢が楽だと感じるのです。
しかし、腹筋と背筋がお休みしている代わりにその影響は腰に現れます。人間の身体はすべて一つながりで出来ていますのでどこかがサボればその分、どこかに負荷がかかるようになります。その結果、腰痛を初め、先ほどのような酸素不足、あるいは腸や胃が圧迫されているので消化不良を起こしたり、血流が悪くなることで首、肩、背中などにも影響を及ぼします。
これらのデメリットは他の悪姿勢でも同様です。
姿勢矯正のメリット

意外なことにそういったホルモンは脳がすべて作るのではなく、腸内から分泌されているのです。さらにいえばセロトニンはやる気を出すホルモンとしても知られており、これが改善されることでやる気と集中力を取り戻すことができます。
次に姿勢の矯正はダイエットにも効果的です、人間の身体で一番大きな筋肉はハムストリングと呼ばれるふとももの筋肉ですが、実は体内の40%以上の筋肉が集約しているのは腰回りなのです。
そのため、悪姿勢によって使われていなかった腹筋、背筋が使用されるとそれだけで消費するカロリー数が上昇し、何もしないでも悪姿勢でいたころよりもエネルギーを消費することができます。
まとめ
今回は姿勢矯正が身体におよぼすメリット、デメリットについて記事を書いてまいりました。理論的にみても姿勢を矯正をするメリットはとても大きく、ご自身の姿勢が良くないと思われる方は正しい姿勢を取り戻す努力をしてみましょう。しかし悪姿勢になってしまう原因は人それぞれです、先のようにパソコンやスマホを使いすぎている方もいれば、骨盤が歪んでいたり、肩こりによってうつむき加減になってしまう方もいらっしゃいます。
もしもきれいな姿勢を求めて自助努力してみても一向に改善しない場合は、原因は他の箇所にあるのかもしれません。姿勢矯正に関わるご相談は当院までお気軽にどうそ。







